【2024年5月講座】オペラ、いま、これ！ #6 〜大西宇宙、世界に通じる傑出した歌唱の裏側

実施日時

2024年5月22日（水）　19:00～
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます

ゲスト : 大西宇宙（バリトン歌手）

大西宇宙｜バリトン ⒸMarco Borggreve

プロフィール
大西宇宙（バリトン）Takaoki Onishi (BARITONE)

武蔵野音大卒業。同大学院修了。複数のコンクールで最高位を受賞後、IFACジュリアード音楽院声楽オーディションで最優秀賞を受賞し、NYの同音楽院の大学院で学んだ。在学中には、《フィガロの結婚》《エフゲニー・オネーギン》など多くの公演に主要な役で抜擢されたほか、カーネギーホールにもデビューした。ジュリアード音楽院を修了し、多くの国際コンクールで優勝後、2015年から3年間、アメリカ三大歌劇場の一つ、シカゴ・リリック・オペラの所属歌手として、50以上の公演に出演。プラシド・ドミンゴをはじめとする多くの大歌手とも共演した。日本でのオペラ・デビューは2019年、セイジ・オザワ松本フェスティバルにおけるF.ルイージ指揮《エフゲニー・オネーギン》の表題役で、その後の目覚ましい活躍は周知のとおり。昨年は第25回ホテルオークラ音楽賞、第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。
公式ホームページ takaoki.com/

内容

とびきりの美声の持ち主なのはもちろん、自然な呼吸で支えられた磨かれた声は、常にたしかな共鳴を得て、麗しく、また力強く響く。その歌唱は高い音楽性と知性に支えられ、演技力も申し分ない――。そんな歌手がバリトンの大西宇宙さんです。しかも、バロックにはじまって、ベルカントやヴェルディから、ワーグナー、そして現代作品まで、その様式に則って歌い分ける力は秀でています。そのうえ、どの言語で歌っても自然。日本人歌手としてはほんとうに傑出した存在ですが、それがどうやって得られたのか、どこに向かおうとしているのか、存分に語ってもらいます。

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