2024年7月10日(水) 19:00~
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます
堀 朋平|音楽学者 ©かくたみほ
プロフィール
堀 朋平 / Tomohei Hori(音楽学者)
千葉県立佐倉高等学校卒業。国立音楽大学大学院修士課程を経て東京大学大学院博士後期課程修了(文学博士)。住友生命いずみホール音楽アドバイザー、国立音楽大学・九州大学非常勤講師。作曲家の素顔にせまる650ページの学究書『わが友、シューベルト』(アルテスパブリッシング、2023年)が好評発売中。同書で令和5年度芸術選奨(評論部門)新人賞受賞。著書に『〈フランツ・シューベルト〉の誕生――喪失と再生のオデュッセイ』(法政大学出版局、2016年)、共著に『バッハ キーワード事典』(春秋社、2012年)、訳書にヒンリヒセン『シューベルト――あるリアリストの音楽的肖像』(アルテスパブリッシング、2017年)がある。また共訳書に、人びとの音楽観の変化をダイナミックにたどったM.E.ボンズの『ベートーヴェン症候群』(春秋社、2022年)、バドゥーラ=スコダ夫妻の『新版 モーツァルト――演奏法と解釈』(音楽之友社、 2016年)など多数。演奏会の企画やMCにたずさわりつつ、“やわらかな”音楽研究をこころざしている。圧倒的インドア派、映画好き。
著書「わが友、シューベルト」(アルテスパブリッシング)が、令和5年度(第74回)芸術選奨の新人賞を受賞された、気鋭の音楽学者・堀朋平さんに、独自の視点からのシューベルトの音楽の魅力について、うかがっていきます。
堀朋平さんとの出会いの最初のきっかけは、昨年、私のオンライントークイベント(吉原真里さんとの対談)を彼が視聴してくれたことでした。以来何となく気になっていたところ、あるコンサートのロビーで声をかけてくださり、直感的にもっといろいろお話をうかがいたいと思い、今回のゲストへと話が決まったのです。
近年、シューベルトの音楽への注目度は、ますます高まっています。単に曲が美しいからというだけでなく、不思議に現代人の心に訴えかける特別なものがあります。今回はぜひ、その秘密に迫ってみたいと思います。
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