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【2025年3月講座】オペラ、いま、これ! #16 〜笛田博昭(テノール) イタリアの輝きをもつ豊かな声の秘訣

実施日時

2025年3月26日(水) 19:00~
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます

ゲスト : 笛田博昭(テノール歌手)









プロフィール
笛田博昭(テノール)Hiroaki FUEDA,Tenor

名古屋芸術大学声楽科首席卒業。同大学院修了。

第37回イタリア声楽コンコルソでのイタリア大使杯を皮切りに、第9回マダム・バタフライ世界コンクールの第1位など多くのコンクールを制覇。

2012年にはフェッラーラ国際コンクールで第1位を受賞し、フェッラーラ歌劇場の《イル・トロヴァトーレ》マンリーコ役でイタリアデビュー。

日中国交正常化35周年記念の上海国際芸術祭《蝶々夫人》をはじめ、《トスカ》《マクベス》《ドン・カルロ》《運命の力》など各地で多数のオペラに出演。

国内外問わずソリストとしても活躍し、ヴァチカン国際音楽祭では枢機卿の音楽ミサで演奏。日生劇場と藤原歌劇団の共同制作《ノルマ》では、マリエッラ・デヴィーアを相手にポッリオーネ役。

2023年5月の三河市民オペラ《アンドレア・シェニエ》の題名役が大絶賛され、直後の6月、パレルモ・マッシモ歌劇場日本公演で、急遽代役として《ラ・ボエーム》のロドルフォ役を2日連続で歌い、大喝采を浴びた。2017 年からNHK ニューイヤーオペラコンサートに出演。

内容

日本の歌手は真面目で器用だけれども、欧米の歌手にはどうしても適わないところがある。
そう指摘されることが多いのは事実です。
その最たるものがドラマティックな表現に関してで、
実際、ヴェルディの作品やヴェリズモ・オペラなど劇的な表現が求められる役を、
それにふさわしい力強い声で、余裕をもって歌える歌手は少ないです。
その例外が笛田博昭さんだといえるでしょう。
180センチを超える身長と立派な体躯から繰り出される声は、自然にドラマティックで、
まったく無理なく劇的なフレーズを満たします。
日本人は肉体的に恵まれることが少ない天性の「楽器」と音楽的才能。
それが幸福にも結びついた数少ない例でしょう。
そんな笛田さんが「どのように造られた」のか、じっくり伺おうと思います。

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