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【2025年5月講座】オペラ、いま、これ! #18 〜さらに進化した世界のワキゾノはどこへ向かうか

実施日時

2025年5月8日(木) 19:00~
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます

ゲスト : 脇園 彩(メッゾ・ソプラノ歌手)





(c) Studio Amati Bacciardi

プロフィール
脇園彩メッゾソプラノ)Aya WAKIZONO, mezzo-soprano

東京藝大卒業、同大学院修了。2013年に文化庁在外研修員としてイタリアのパルマ国立音楽院に留学。翌年、ペーザロのロッシーニ・アカデミーに参加し、《ランスへの旅》のメリベーア侯爵夫人で海外デビュー。続いてミラノ・スカラ座アカデミーを修了し、順調にキャリアを築く。ロッシーニ《セビーリャの理髪師》のロジーナはミラノ・スカラ座、ボローニャ、トリエステ、バーリなどで歌い、ペーザロのロッシーニ音楽祭(ROF)はロッシーニ没後150年の2018年、同役に脇園を抜擢した。ほかにもロッシーニ《チェネレントラ》の題名役、モーツァルト《フィガロの結婚》のケルビーノ、《コジ・ファン・トゥッテ》のドラベッラ、《イドメネオ》のイダマンテ、ヴェルディ《ナブッコ》のフェネーナなどで欧州の歌劇場へ出演を重ねる。新国立劇場にも頻繁に出演。

ドニゼッティやベッリーニにも力を入れ、《ノルマ》のアダルジーザはボローニャ歌劇場来日公演でも大成功。24年はジュネーヴでドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》のサーラ、ROFでロッシーニ《ビアンカとファッリエーロ》のファッリエーロ、パレルモで同《イングランド女王エリザベッタ》の題名役等にデビューし、いずれも大成功した。常連である新国立劇場では、25年5月にロジーナ、26年5月に《ウェルテル》のシャルロットを歌う。

内容

この講座の第1回のゲストだった世界的メッゾ・ソプラノの脇園彩さんが、およそ1年半ぶりに戻ってきてくれます。その間、彼女は次々とあたらしい役にデビューしました。以前は苦手だったレガートが重要なドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》、ベッリーニ《異国の女》のイゾレッタ。同じロッシーニでもよりドラマティックなセリア《ビアンカとファッリエーロ》、《イングランド女王エリザベッタ》がそれ。私はこのうち《異国の女》以外は現地で聴きましたが、いずれも世界中にこれ以上の水準で歌える歌手がいるか、と思うほど出色の出来でした。この水準までどうやって到達したのか。この先はどこに進もうとしているのか。すべてを引き出したいと思います。

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