10/26 （水） 13:30～
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます
なし
音楽というのは、時間芸術です。「3時間の音楽を3秒で」演奏することはできません。音楽を聴くということは、ある一定時間を費やして、物語に身を委ねるということ。物語の内容は、場所を移動する旅であったり、時間を遡ることであったり、恋愛であったり、様々なものがありますが、ここは、OTTAVA academiaという名前の、70分の物語の時間です。
このシリーズの第1回目は、ドイツとフランス、2国の物語。現在EUの中心国である2国は、イタリア、というクラシック音楽の先進地域からの影響を絶え間なくうけながらも、古典派以降、それぞれ才能のある音楽家を排出し、それぞれ独自の発展をみせました。2国が政治でも経済でもライバルであるように、音楽においても、やはり対象的な点が数多くあります。
ベートーヴェン対ドビュッシー、ブラームス対ラヴェル、両国に関係の深いハンガリー出身のリスト、どういう構成になるかは当日のお楽しみですが、少しフランス寄りではあるが、ドイツレパートリーがやはりピアノとしては中心になる私が、この永遠のライバルを語りおろします。政治経済と違って、決して「イギリスとフランス」はライバル関係にならないところが、面白いですね！
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