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【9月講座】楽譜の風景~では楽譜は何をあらわしているのか?

実施日

9/28 (水) 13:30~
配信後はオンデマンドでご視聴いただけます

ゲスト

なし

内容

8月講座の「楽譜の発明」で、欧州の教会での聖歌の事情から、楽譜が発明された、ということを確認しました。そのシステムがなかなか有効だったために、この楽譜はクラシック音楽のシステムとともに世界を席巻したのです。そして、作曲家=即興者=演奏家だった時代に終止符を打ち、作曲家が演奏せず、楽譜で演奏者に指示をする・・という現代のシステムが成立するのです。

しかし、そんな楽譜、システマティックではありますが、限界も多々ありますし、多少改良はされていますが、現在でも1000年前と大して変わらない記譜法で記入されています。

デジタル時代の現代からするとなんともアナログでアバウトな楽譜なのですが、そのことによって「解釈の幅」があり、未完成であるからこそ、上記の「作曲家でない演奏家」が活躍する余地があるのです。

正確、と一般に思われているクラシックの楽譜。そこには、絶対的ではなく、相対的な表現にとどめているから、とか、「音楽そのものは書けない」という限界から、さまざまな隙間が存在します。また、現代では、DTMなど、楽譜とは違う音楽の記録の仕方もいくらでもあるのに、なぜクラシック音楽家はいまだに楽譜を使うのか、という点も考察します。
この講座を受講すれば、「本田音楽研究所;OTTAVA分室~スーパーピアノレッスン」にも役立つ講義内容となっております。

話の枕は、少し前に大スキャンダルを起こした「ゴーストライター」の話から・・・実は、プロの作曲家は、事実が明らかになる前に、その「楽譜の前の段階」から的確に真相を見抜いていた・・・というほかのどこでも聞けない話からお届けします。

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